プライオリティパスとは何か？

プライオリティパスとは、一般的なゴールドカードに付与されている空港ラウンジサービスの海外強化版ともいえるサービスです。一般的にはプラチナカード以上（ゴールドカードよりも上位カード）に付帯することが多いラウンジサービスとなっています。
100カ国以上、600以上の空港のラウンジを利用することができるサービスです。

なお、プライオリティパスが付くようなクレジットカードは「海外旅行傷害保険」などの保険・補償面も充実していることが多いので、海外旅行に良く行くという方にとっては非常にメリットのあるカードになっていると思います。

プライオリティパスとは

プライオリティパスとは、カード会社のラウンジでなくても、プライオリティパスと提携している500以上の空港のラウンジを無料で利用することができる会員サービスです。（主に国際線）

国際線ラウンジは設備やサービスが充実しており、空港という長い待ち時間が発生する場所において利用できればかなり満足度が高いサービスになるはずです。
ソファなどでくつろげるのはもちろん、軽食やアルコールも供されます。

この海外の空港ラウンジを利用する時に必要となるのが「プライオリティパス」というサービスです。

プレステージ会員：399USドル（無制限利用可能）
スタンダードプラス会員：249USドル（年10回まで無料）
スタンダード会員：99USドル（都度27USドルが必要）

※ちなみに同行者1名あたり27USドルが必要になります。

プレステージ会員の場合は年に399ドル（約4万円）の会費が必要になります。正直言って高いですよね。

このプライオリティパスですが、プラチナカードのようなハイグレードなクレジットカードでは利用者に対して無料で付帯するようになっています。

プライオリティパスを無料で使えるクレジットカード

以下はプライオリティパスの年会費を無料で利用することができるクレジットカードの一覧です。なお、各社ともに、プラチナカード以上の高グレードのクレジットカードとなっています。

中でもイチオシは「MUFGプラチナカード」でしょうか。年会費が2万円という比較的安い価格でありながら、海外旅行に役立つサービス面も充実しているので海外旅行や出張などが多い方に特にお勧めです。

カード名	年会費	その他特徴
楽天プレミアムカード	1万円	最高5000万円の海外露光傷害保険が自動付帯します。気になる傷害・疾病治療保険は200万円までです。ローコストでプライオリティパスが欲しいという方には特にお勧めできるクレジットカードとなっています。ただし、デスクサービスなどはそれなりとなっているので、海外旅行時の飲食店のチケット手配なども考えるのであれば不向きです。 >>楽天プレミアムカードの詳細情報
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード	2万円	MUFGカードの最高峰プラチナカードです。年会費はプラチナカードにしてはお手軽な値段で、海外旅行時も日本語による対応可能なデスクサービスなどが利用できます。海外旅行傷害保険は最高1億円。気になる傷害・疾病治療保険は200万円までです。このほか、国内外の渡航便遅延によって負担が生じた場合に、費用を補償する保険のようなユニークな保険も付帯しています。海外利用はより沢山ポイントが貯まる仕組みなどもあり、海外旅行が多い人に特にお勧めです。プラチナカード専用のコンシェルジュデスクなども2万円という比較的リーズナブルな年会費で利用できるのは大きな魅力と言えるでしょう。 >>MUFGカード・プラチナカードの詳細情報
JCB THE CLASS	5万円	国産カードブランド、JCBの最高峰クレジットカード（プラチナカード）です。年会費は5万円と高額です。また、このカードは「インビテーションによる取得」が基本のため、ほしいと思ってもこちらからの申し込みは基本的にできません。 >>JCB THE CLASSの詳細情報
三井住友VISAプラチナカード	5万円	三井住友カードの最高峰クレジットカード（プラチナカード）です。VISAブランドは海外での加盟店が多いので海外旅行でも安心です。海外旅行傷害保険は最高1億（死亡）で怪我や病気でも最高500万円まで補償されます。

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