海外プリペイドカードの特徴とサービス比較

近年、海外で利用可能なプリペイドカードが増加しています。カード会社と連携しており、クレジットカードのように利用できるほか、現地のATMを通じて「現金（外貨）」として引き出すことも可能です。海外旅行と言えばクレジットカードが便利ですが、近年ではこのような海外プリペイドカードもお得に利用できます。

事前入金タイプなので使い過ぎを予防できるほか、国内から海外への送金代わりにも利用できるなど、海外旅行はもちろん、お子様の留学などの滞在費用としても使えます。

海外での決済においては為替手数料が従来かなり高額でしたが、近年ではこうしたコストが極めて低いサービスも登場しており、両替所やクレジットカードなどよりもかなり有利となるケースも多いようです。上手に活用してください。

海外プリペイドカードの特徴、メリット

海外用のプリペイドカードのメリットをまとめると下記のようになります。

・実際の為替レートに近い金額で外貨を買える（低コスト）
・チャージ（入金）している範囲でしか使えないので買いすぎの予防
・カード会社（VISAやMaster）と提携しているのでカードと同じように使える
・紛失しても利用停止ができる

こういったところがメリットです。特に、為替コスト（外貨決済時の手数料）は、銀行などでの両替や、クレジットカード利用時は1～数％のコストがかかるのが一般的ですが、海外プリペイドカードの場合はその数分の1～数十分の1のコストで利用できるものも登場しており、コスト面からもかなり有効な手段となってきています。

海外プリペイドカードの種類とそれぞれの特徴

おすすめの海外プリペイドカードを紹介していきます。

Manepa Card（マネパカード）

東証1部上場の為替取引会社「マネーパートナーズ」が提供する海外プリペイドカード。非常に低コストで外貨へと交換できるという点が魅力です。両替はもちろん、銀行、クレジットカードなどのよりも低い手数料で利用できます。

最大で5通貨（米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、香港ドル）のそれぞれの通貨をチャージすることができます。チャージした外貨は、MasterCardが使えるお店ならカードと同じように利用できます。また、現地のATMでチャージした外貨として出金することもできます。

＞＞マネパカードの公式ホームページ

NEO Money（ネオマネー）

NEO Money（ネオマネー）はクレディセゾンが提供する海外プリペイドカードサービスです。キャッシュカードを利用するような感覚で世界各国のATMから現地通貨を出金することができます。

チャージした段階では日本円としてチャージされており、利用時点で現地通貨として変換（両替）されシステムになっています。Visaカードと提携しているため、VISAカードが利用できるお店であればクレジットカードと同じように利用することができます。また、海外のATMで現地通貨での現金引き出しも可能です。

為替手数料は上記のマネパカードと比べるとやや高めです（それでも外貨両替所ショップよりは安い！）。魅力としてはチャージ段階では日本円なので、使わなかった分を戻す時の手続きが楽というのが挙げられます。また、対応通貨が米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、カナダドル、韓国ウォン、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツ、中国人民元と豊富な点も魅力といえます。

＞＞NEO Money（ネオマネー）の公式ホームページ

個人的にはコストが安いマネパカードがおすすめ

マネパカードの為替コストは相当魅力的です。下記は同社公式サイトからの引用となります。

各通貨を購入する時（決済する時）にかかる為替手数料の差を示した表です。
あまり意識されないかもしれませんが、意外と手数料の差は大きいです。特に海外旅行で十万円単位でお買い物をするという方は、どうやって支払うか？と言う点もしっかりと考えておくと大きく得をすることができます。

マネパカードは発行から利用までに1週間程度かかりますので、なるべく早めの手続きをおすすめします。

＞＞マネパカードの公式ホームページ

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